Double Level IV

その他の情報
アーティスト名 リチャード セラ (Richard Serra)
制作年 2,013
エディション ed. 18/22
ジャンル シルクスクリーン、その他
作品サイズ 205.0(H)×157.0(W)cm
作品番号 2372
在庫状況 在庫あり
取引形態 レンタル不可
在庫あり
SKU
3275
Description
作品解説
Artist & gallery
アーティスト解説

鉄板を使った超大型のサイト・スペシフィックな作品で知られるリチャード・セラは、言うまでもなく現代美術史において最も重要な彫刻家の一人で、74歳の現在でも積極的に新作の発表を続けています。

1970年代初頭には、彫刻のための習作にとどまらず、空間の知覚や身体との関係性をさぐる別の手法としてのドローイングに取り組み始めました。セラは、既存のインクや木炭では得られない効果を追求した結果、独自に顔料を油脂と蝋でブロック状に成形したペイントスティックを使用し、巨大な平面を黒色の層で塗り固めます。黒い重厚な画面は、展示空間のなかでさらに別の空間を構成する素材として洗練、強調され、場を支配する重力にも似た緊張感を与えられています。それぞれのドローイングは、緩く弧を描きながら湾曲する面や、直線的なボリュームの構成など、平面作品でありながらセラの彫刻作品を想起させる空間的効果を多分に実現しています。2011年、2012年には、これらの平面作品を集めた回顧展『Richard Serra Drawing: A Retrospective』が、メトロポリタン美術館(ニューヨーク)をはじめとする全米3美術館で開催され、大きな注目を浴びました。

1972年以降リチャード・セラは、同時にエッチング作品のシリーズも精力的に制作しています。ドローイング作品にみられる多様なテクスチャの黒い巨大な平面がインクで刷られ、従来のいわゆる凹版画とは思えない重厚な表現に至っています。

ANOMALY
ANOMALY

ANOMALY オープンにあたって

極東に位置する日本・東京、2018年。

現在求められているギャラリーの役割とはなにか、形骸化したディスカッションや机上の空論を繰り返さずに、なにをすればその役割の一端を担えるかを、断続的に考えてきました。90年代のギャラリーの黎明期は過ぎ、現代美術の成熟期の逆説的な停滞ムードなのか、アートフェアや企画展など国際的な現場に出ていっても起こることは想像の範疇、また、国内も美術館での規制や自粛が強くなり、それぞれの役割の限界も感じる昨今です。

欧米から輸入されたギャラリーのシステムを踏襲するだけでなく、アジアや日本の現代美術のあり方にフィットするかたちで、変則的な姿をみせることはできないか。
10年以上のキャリアを持つ3つのギャラリー、山本現代・URANO・ハシモトアートオフィスが、それぞれの個性を活かし「スイミー」のようにユナイトすれば、もっと力強くなり、よりインディペンデントで自由な活動ができるのではないか。経済的なユナイトだけでは面白くないので、個々のギャラリーの枠組みを取り払い、大きな家族になって、新しいかたちのギャラリーを立ち上げたらどうか。

チャレンジしやすくフレキシブルな大小のギャラリー空間、プロジェクトごとに様々な人が気軽に出入りし滞在できるオフィスとラウンジなど、「場」があると楽しい。
リサーチや対話を行い、展覧会以外にもトークセッション、パフォーマンスの企画を組んだり、時代の要請に向き合ってみる。
日々、小さな変化が起き続けて、既存のギャラリーの枠に収まらない、文化的で豊かな土壌をつくれたらいいと思います。

新しいギャラリーの実現のために繰り返してきた1年以上に及ぶディスカッションは、いつも笑いに満ち溢れていました。
そしてオープンの準備が整った今、とても良い兆しを感じています。

ギャラリー名は「ANOMALY」(アノマリー)。
ANOMALYとは、正論や常識では説明不可能な事象や個体、変則や逸脱を表す言葉です。

あらゆるチャレンジは、みなさまのご寛容とご協力なくしてはできません。
どうぞご支援ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

ANOMALY
2018(平成30)年10月吉日

http://anomalytokyo.com/top/

東京都品川区東品川1-33-10 Terrada Art Complex 4F ,
0 Sale
Joined since 2019/03/16
Other recommends
その他のおすすめ作品
© 2019 Art and Reason Ltd. All Rights Reserved